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DIYの強い味方!コーキングの種類と選び方、使い方を徹底解説

2025.05.09

DIYの強い味方!コーキングの種類と選び方、使い方を徹底解説

こんにちは!株式会社横井です。私たちは、住宅リフォームや修繕工事を専門としており、日々お客様の快適な住まいづくりのお手伝いをさせていただいております。
さて、皆さんはご自宅のメンテナンスやDIYで「コーキング」を使ったことはありますか?浴室のタイルの隙間、キッチンのシンク周り、窓枠や外壁のひび割れなど、住まいの様々な場所で活躍するのがコーキング材です。
「コーキングって、ただ隙間を埋めるだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は適切な種類のコーキング材を選び、正しく施工することで、防水性や気密性を高め、建物の寿命を延ばすという非常に重要な役割を担っています。逆に、場所や目的に合わないコーキング材を選んでしまうと、すぐに劣化したり、期待した効果が得られなかったりすることも少なくありません。
DIYでせっかく手間をかけるなら、プロ並みの仕上がりを目指したいですよね。この記事では、DIYでよく使われるコーキングの種類とその特徴、場所や目的に合わせた選び方、そして初心者でも失敗しないための基本的な使い方からキレイに仕上げるコツまで、株式会社横井が徹底的に解説します!
この記事を読めば、あなたもコーキングマスターに!DIYのレベルアップ間違いなしです。ぜひ最後までお付き合いください。


目次

  1. そもそも「コーキング」とは?役割とシーリングとの違い
    1. 防水性: 雨水や湿気が建物の内部に侵入するのを防ぎます。
    2. 気密性: 隙間風を防ぎ、冷暖房効率を高めます。
    3. 緩衝性: 部材同士の動き(伸縮、振動)を吸収し、ひび割れなどを防ぎます。
    4. 接着性: 部材同士を固定したり、補強したりします
    5. 美観性: 隙間をきれいに埋め、見た目を整えます。
    6. 「シーリング」との違いは?
  2. 【種類別】DIYでよく使うコーキング4大種類を徹底比較!
    1. 特徴
    2. メリット
    3. デメリット
    4. 主な用途
    5. 選び方のポイント
    6. 変成シリコン系コーキング
    7. ポリウレタン系(ウレタン系)コーキング
    8. アクリル系コーキング
    9. 【比較表】DIY向けコーキング材の種類と特徴まとめ
    10. 失敗しないコーキング材の選び方
  3. 初心者でも安心!コーキングDIYの基本手順
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そもそも「コーキング」とは?役割とシーリングとの違い

まず、「コーキング(Caulking)」とは何か、基本的なところからおさらいしましょう。
コーキングとは、建築物や構造物の隙間(目地)に充填して、水や空気の侵入を防ぐために使われるペースト状の材料のことです。専門的には「不定形シーリング材」とも呼ばれます。
主な役割としては、


防水性: 雨水や湿気が建物の内部に侵入するのを防ぎます。

(例:浴室、キッチン、外壁、屋根)


気密性: 隙間風を防ぎ、冷暖房効率を高めます。

(例:窓サッシ周り、ドア周り)


緩衝性: 部材同士の動き(伸縮、振動)を吸収し、ひび割れなどを防ぎます。

(例:サイディングの目地)


接着性: 部材同士を固定したり、補強したりします

(例:タイルの接着)


美観性: 隙間をきれいに埋め、見た目を整えます。

(例:内装の壁と天井の境目)
などが挙げられます。


「シーリング」との違いは?

DIYの現場では、「コーキング」と「シーリング」という言葉がほぼ同じ意味で使われることが多いですが、厳密には少し違いがあります。


コーキング (Caulking)

元々は油性のパテ状のものを指し、硬化後もあまり弾力性がないものが多かったようです。主に隙間を埋める「充填」が目的。


シーリング (Sealing)

合成樹脂やゴム系の材料で、硬化後も弾力性を持ち、部材の動きに追従できるものを指すことが多いです。「密封」することが主目的。
ただし、現在市場に出回っている製品の多くは弾力性を持つ「シーリング材」としての機能を持っているため、JIS規格では「シーリング材」という名称に統一されています。DIYにおいては、「コーキング」も「シーリング」も**『隙間を埋めるペースト状の材料』**と理解しておけば問題ないでしょう。この記事でも、一般的に使われる「コーキング」という言葉で統一して解説していきます。


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【種類別】DIYでよく使うコーキング4大種類を徹底比較!

コーキング材には様々な種類があり、それぞれ成分や特性が異なります。DIYでよく使われる代表的な4つの種類について、特徴、メリット・デメリット、主な用途を見ていきましょう。
1. シリコン系コーキング
DIYで最も身近なのが、このシリコン系ではないでしょうか。ホームセンターでも多くの種類が並んでいます。


特徴

・耐水性、耐候性、耐熱性に非常に優れている。
・硬化後もゴム状の弾力性を保つ。
・防カビ剤入りの製品が多い。


メリット

 ・水回りに最適。
 ・比較的安価で手に入りやすい。
 ・ 耐久性が高い。
 ・ガラスやタイル、ホーローなどへの密着性が良い。


デメリット

・塗装ができない。(塗料を弾いてしまう)
・硬化後に表面にホコリや汚れが付着しやすい。
・ 一部のプラスチック(ポリカーボネート、アクリルなど)には使用できない場合がある。
・硬化時に特有の匂い(酢酸臭など)がするものがある(脱オキシムタイプは匂いが少ない)


主な用途

・浴室の浴槽周り、タイル目地
・キッチンのシンク周り、コンロ周りの隙間
・洗面台周り
・窓ガラスのサッシ周り(室内側)


選び方のポイント

・水回りには「防カビ剤入り」**と表示のあるものを選びましょう。

・用途に合わせて色(クリア、ホワイト、アイボリー、グレーなど)を選びます。
・匂いが気になる場合は「低臭タイプ」や「脱オキシムタイプ」を選ぶと良いでしょう。


変成シリコン系コーキング

シリコン系の弱点である「塗装不可」を克服し、さらに幅広い用途に対応できるように改良されたのが変成シリコン系です。まさに万能選手と言えるでしょう

特徴:
* シリコン系の耐候性・耐久性と、後述するポリウレタン系の塗装性を併せ持つ。
* 幅広い種類の素材(金属、プラスチック、モルタル、木材など)への密着性が良好。
* 硬化後も弾力性を保つ。
メリット
* 塗装ができる。
* 耐候性、耐久性に優れているため、屋外での使用に適している。
* 様々な素材に接着するため、用途が広い。
* 汚れが付着しにくい(ノンブリードタイプの場合)。
* デメリット:
* シリコン系やアクリル系に比べて価格がやや高い。
* 種類が多く、どれを選べば良いか迷うことがある(ノンブリード、低モジュラスなど)。
* シリコン系に比べると、耐熱性や耐薬品性はやや劣る。
主な用途
* 外壁のサイディング目地、ALCパネル目地
* 屋根材(瓦、スレートなど)の隙間、棟板金の固定・防水
* サッシ周り(屋外側)
* モルタル壁のひび割れ補修
* 換気口、配管周りの隙間埋め
* ベランダやバルコニーの防水
* その他、様々な部材の取り合い部分
選び方のポイント
* 塗装する場合は必須。
* 屋外での使用には第一候補となります。
* 目地周辺への汚れ(黒ずみ)を防ぎたい場合は**「ノンブリードタイプ(NB)」**を選びましょう。
* 動きの大きい目地には、柔らかく追従性の高い**「低モジュラスタイプ」**が適しています。

ポリウレタン系(ウレタン系)コーキング

主に建築現場の外壁目地などで使われることが多い、耐久性に優れたコーキング材です。
* 特徴:
* 硬化するとゴムのような強い弾力性を持つ。
* 密着性が非常に高く、耐久性に優れる。
* 塗装が可能。
メリット
* 耐久性が非常に高く、長持ちする。
* 弾力性が高いため、部材の動きによく追従する。
* コンクリートやモルタルとの相性が良い。
* 塗装することで、さらに耐久性を高めることができる。
デメリット
* 紫外線に弱い。 そのため、屋外で使用する場合は必ず塗装が必要。塗装しないと劣化が早い。
* 密着性を高めるために専用プライマー(下塗り材)が必要な場合が多い。
* 硬化に時間がかかる場合がある。
* 変成シリコン系に比べて、耐候性は劣る(塗装でカバー)。
主な用途
* 外壁の目地(特にALCパネルやコンクリート)
* コンクリート、モルタルのひび割れ補修
* 塗装を前提とした箇所の目地
* 選び方のポイント:
* 屋外使用では必ず塗装することを前提に選びます。
* DIYでは扱いやすい**「1成分形(1液型)」**が主流ですが、プロは性能の高い「2成分形(2液型)」を使うこともあります。
* 使用箇所に適したプライマーも合わせて準備しましょう(製品の説明書を確認)。


アクリル系コーキング

水性タイプで扱いやすく、主に内装の隙間埋めや塗装下地として使われます。
特徴
水性なので、作業性が良く、後片付けが水でできる(硬化前)。
硬化後は比較的水に弱い。
塗装が可能。
メリット
安価で手に入りやすい。
水性なので匂いが少ない。
湿った面にも施工できる製品がある(ただし、接着力は低下する可能性あり)。
塗装乗りが良いので、塗装下地の処理に最適。
デメリット
硬化する際に水分が蒸発するため、**体積が減って凹む(肉痩せする)**ことがある。
硬化後も硬くなりやすく、弾力性はあまりない。
耐水性、耐久性は他のコーキング材に比べて劣るため、常に水がかかる場所や動きの大きい場所には不向き。
主な用途
内装の壁紙(クロス)の隙間、壁と天井の境目
木製の窓枠やドア枠と壁の隙間(屋内側)
ALCパネルの表面処理(塗装前)
塗装前の下地調整、小さなひび割れ補修(屋内)
選び方のポイント
常に水がかかる場所や屋外での使用は避ける。
塗装する箇所や内装のちょっとした隙間に適しています。
肉痩せが気になる場合は、「高耐久タイプ」や「ノンブリードタイプ」のアクリル系を選ぶか、変成シリコン系を検討しましょう。


【比較表】DIY向けコーキング材の種類と特徴まとめ

種類と主な特徴/メリット/デメリット/主な用途/塗装/価格帯


シリコン系 耐水性◎、耐候性◎、防カビ性◎ (製品による) 安価、水回りに最適 塗装不可、ホコリ付着、一部素材不可 浴室、キッチン、洗面台、ガラス周り × 安


変成シリコン系 耐候性◎、幅広い素材に接着、耐久性◎ 塗装可、万能、屋外◎、ノンブリードタイプ有 やや高価、種類が多い 外壁、屋根、サッシ周り、様々な箇所 〇 中~高


ポリウレタン系 高耐久性◎、高弾力性◎、密着性◎ 耐久性抜群、塗装可 紫外線に弱い(要塗装)、プライマー推奨、硬化時間長め 外壁目地(ALC、コンクリ)、ひび割れ補修(要塗装) 〇 中~高
アクリル系 水性、扱いやすい、塗装性◎ 安価、低臭、塗装下地に最適、湿潤面可(製品による) 肉痩せ、耐久性・耐水性△、弾力性△ 内装の隙間、壁紙周り、塗装下地(屋内) 〇 安
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失敗しないコーキング材の選び方

たくさんの種類があるコーキング材。どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。そんな時は、以下のステップで考えてみましょう。
Step1: 使う場所はどこ?(屋内 / 屋外、水回り / 乾燥箇所)
屋外や常に水がかかる場所(浴室など): 耐候性・耐水性の高いシリコン系または変成シリコン系を選びます。紫外線が当たる場所で塗装が必要な場合は変成シリコン系かポリウレタン系(+塗装)です。
屋内(水回り以外): アクリル系が手軽でおすすめ。塗装する場合も最適です。もちろん変成シリコン系も使えます。

Step2: 何と何をつなぐ?(接着する素材の確認)
コーキング材は、接着する相手の素材との相性があります。パッケージの「用途」や「接着できるもの・できないもの」をよく確認しましょう。
特にプラスチック類(ポリカーボネート、アクリルなど)や一部の金属には、適さないコーキング材があります(例:シリコン系は一部のプラスチックを変質させることがある)。
迷ったら、幅広い素材に対応できる変成シリコン系を選ぶのが無難です。
Step3: 塗装はする?しない?
塗装する場合は、塗装可能なコーキング材を選びます。 変成シリコン系、ポリウレタン系、アクリル系が該当します。
シリコン系は塗装できないので注意が必要です。無理に塗装しても、すぐに剥がれてしまいます。
塗装する場合、コーキング材周辺に汚れが付着するのを防ぐ**「ノンブリードタイプ(NB)」**を選ぶのがおすすめです。


Step4: 求める機能は?(防水性、耐久性、防カビ性など)
高い防水性・防カビ性が必要な水回り: 防カビ剤入りのシリコン系が最適。
高い耐久性が必要な外壁目地など: 変成シリコン系または**ポリウレタン系(+塗装)**が良いでしょう。
動き(伸縮)が大きい目地: 柔らかく追従性の高い**「低モジュラスタイプ」**の変成シリコン系などを検討します。


Step5: 色は?
コーキング材には、クリア(透明)、ホワイト、アイボリー、グレー、ブラック、ブラウンなど様々な色があります。
周辺の色に合わせて目立たないようにするか、あえて違う色でアクセントにするか、用途や好みに合わせて選びましょう。
塗装する場合は、下地の色としてホワイトやグレーなどが一般的です。


これらのステップを踏まえ、使用する場所や目的に最も適したコーキング材を選びましょう。迷ったときは、ホームセンターの店員さんに相談してみるのも良い方法です。


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初心者でも安心!コーキングDIYの基本手順

適切なコーキング材を選んだら、いよいよ実践です!ここでは、基本的なコーキングの打ち方(施工手順)を解説します。
必要な道具リスト
まずは道具を揃えましょう。


1. コーキング材: 選定したカートリッジタイプのコーキング材。
2. コーキングガン: カートリッジをセットして押し出すための道具。手動式が一般的。
3. マスキングテープ: コーキングを打つ箇所の両脇に貼り、はみ出しを防ぎ、仕上がりをきれいにするためのテープ。
4. プライマー(必要な場合): コーキング材の密着性を高めるための下塗り材。ポリウレタン系や、特に密着性が求められる箇所で使用します。コーキング材の説明書を確認しましょう。
5. ヘラ(ならしヘラ、仕上げヘラ): 充填したコーキング材の表面を平らにならし、密着させるための道具。様々な形状や材質(金属、ゴム、プラスチック)があります。指で代用することもできますが、ヘラを使う方がきれいに仕上がります。
6. カッターナイフ: コーキング材カートリッジのノズル先端をカットしたり、古いコーキングを除去したりするのに使います。
7. 清掃用具
* ウエス(布)やキッチンペーパー: 汚れの拭き取りや、はみ出したコーキング材の除去に使います。
* ブラシやスクレーパー: 古いコーキングの除去や、施工面の清掃に使います。
* 脱脂剤(パーツクリーナーやアルコールなど): 油分を除去し、密着性を高めるために使います(素材によっては使用不可の場合あり)。
8. 保護具
* 手袋: 手が汚れるのを防ぎます。
* 保護メガネ: 目にコーキング材が入るのを防ぎます。
コーキングの手順
① 施工箇所の清掃・乾燥

* 最も重要な工程の一つです! 汚れ、油分、水分、古いコーキング材などが残っていると、新しいコーキング材がしっかり密着せず、早期の剥がれや漏水の原因になります。
* ブラシやスクレーパーで古いコーキングや汚れを丁寧に取り除きます。
* 必要であれば、脱脂剤を使って油分を除去します。
* 最後に、施工箇所を完全に乾燥させます。ドライヤーなどを使うと早く乾かせます。
② 養生(マスキング)
* コーキングを打つ目地や隙間の両脇に、隙間なく、真っ直ぐにマスキングテープを貼ります。
* テープの端が目地にかからないように、目地の縁ギリギリに貼るのがコツです。
* この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさが格段に変わります。
③ プライマー塗布(必要な場合)
* 使用するコーキング材や施工箇所に応じて、プライマーが必要な場合は、ここで塗布します。
* プライマー用の刷毛などを使い、目地の中に均一に塗り広げます。
* プライマーがマスキングテープや周辺にはみ出さないように注意しましょう。
* 製品に記載された乾燥時間をしっかり守ります。
④ コーキングガンの準備
* カートリッジの先端(ネジ部分)をカッターで切り落とします。
* 付属のノズルを取り付けます。
* ノズルの先端を、目地の幅に合わせて斜めにカッターでカットします。最初は小さめにカットし、必要なら少しずつ広げると失敗が少ないです。カットする角度が浅いほど、コーキング材が出やすくなります。
* カートリッジをコーキングガンにセットします。
⑤ 充填
* ノズルの先端を目地の奥にしっかりと当て、一定の速度と力加減でコーキングガンを押し出しながら、手前に引いていきます。
* 目地の奥までしっかりと、かつ空気が入らないように充填するのがポイントです。
* 少し盛り上がるくらい(多め)に充填すると、後のヘラ仕上げがしやすくなります。
⑥ ヘラ仕上げ
* コーキング材が硬化し始める前に、ヘラを使って表面をならします。
* ヘラの角度を一定に保ち(45度くらいが目安)、目地に対して軽く押し付けながら、一方向にスーッと引いていきます。
* 余分なコーキング材はヘラでかき取り、ウエスなどで拭き取ります。
* ヘラを往復させたり、何度もやり直したりすると、表面が汚くなりがちなので注意しましょう。
* 角の部分(入隅)は、角用のヘラを使うときれいに仕上がります。
⑦ マスキングテープ除去
* ヘラ仕上げが終わったら、コーキング材が硬化する前にマスキングテープを剥がします。
* 硬化後に剥がすと、コーキング材まで一緒に剥がれてしまうことがあります。
* テープを剥がす際は、コーキング材に対して角度をつけて、ゆっくりと手前に引っ張るように剥がします。真上に引っ張ると、コーキング材の縁がめくれてしまうことがあります。
⑧ 養生・硬化
* 施工完了後、コーキング材が完全に硬化するまで、触ったり水がかかったりしないように養生します。
* 硬化時間は、コーキング材の種類、気温、湿度によって異なります。製品のパッケージや説明書に記載されている硬化時間を参考にしてください。一般的に、表面硬化には数時間、内部まで完全に硬化するには1日~数日かかる場合があります。
以上が基本的なコーキングの手順です。最初は難しいかもしれませんが、何度か練習すれば必ず上達します!
プロが教える!コーキングをキレイに仕上げるコツと注意点
最後に、DIYでのコーキング作業をより成功させるためのコツと注意点をまとめました。


マスキングは命!: 面倒でも、マスキングテープは丁寧に、真っ直ぐ貼りましょう。これが仕上がりを左右します。
ノズルのカットは慎重に: 目地の幅より少し小さめにカットするのが基本。大きすぎるとはみ出しが多くなり、小さすぎると充填不足になります。
* ガンの操作は一定に: 押し出す力と引くスピードを一定に保つことで、均一な太さで充填できます。焦らずゆっくり行いましょう。
* ヘラは一発勝負の気持ちで: ヘラ仕上げは、できるだけ少ない回数で、一方向にスーッと行うのがキレイに仕上げるコツです。角度と力加減がポイント。


はみ出しはすぐに拭き取る: はみ出したコーキング材は、硬化する前に濡れたウエスやアルコールを含ませた布などで素早く拭き取りましょう。

古いコーキングは完全に除去: 古いコーキング材が残っていると、新しいコーキング材の密着が悪くなります。手間がかかっても、できる限りきれいに取り除きましょう。


天候の良い日を選ぶ(特に屋外): 雨の日や湿度の高い日は避け、気温が低すぎたり高すぎたりする日も避けるのがベターです(一般的に5℃~35℃程度が適温)。


換気をしっかり行う: 特に室内で作業する場合や、溶剤系のコーキング材を使う場合は、窓を開けるなどして十分に換気を行いましょう。
使用期限を確認する: コーキング材には使用期限があります。古いものを使うと、硬化不良などを起こす可能性があるので注意しましょう。
保管方法: 使い残したコーキング材は、ノズルの先端をラップやテープで密封し、冷暗所で保管します。ただし、一度開封したものは品質が劣化しやすいため、早めに使い切るようにしましょう。


プライマーの要否を必ず確認: 特にポリウレタン系や、湿潤面、特殊な素材に施工する場合は、プライマーが必要かどうか、どのプライマーが適しているかを必ず確認しましょう。


まとめ:最適なコーキングを選び、DIYを楽しもう!


今回は、DIYで役立つコーキングの種類、選び方、そして基本的な使い方とコツについて詳しく解説しました。
* シリコン系: 水回りの定番。塗装は不可。
* 変成シリコン系: 万能選手。塗装可、屋外にも強い。
* ポリウレタン系: 高耐久。塗装必須(屋外)。
* アクリル系: 内装・塗装下地に。水には弱い。
それぞれの特徴を理解し、使う場所や目的に合わせて最適なコーキング材を選ぶことが、DIY成功への第一歩です。そして、丁寧な下準備と正しい手順で施工すれば、プロ顔負けの仕上がりが実現できるはずです。
コーキングは、単なる隙間埋めではなく、住まいの機能性と美観性を保つための重要な作業です。ぜひこの記事を参考に、コーキングDIYにチャレンジしてみてください。きっと、ご自宅への愛着がさらに深まることでしょう。


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私たち株式会社横井では、住宅に関する様々なお悩みやご要望にお応えしています。 「DIYでやってみたけど、うまくいかなかった…」 「外壁や屋根など、高所のコーキングは専門家に任せたい」 「どのコーキング材を選べばいいか、もっと詳しく相談したい」 など、コーキングに関するご相談はもちろん、各種リフォームや修繕工事についても、経験豊富なスタッフが丁寧に対応させていただきます。
お見積もりやご相談は無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆様の快適な住まいづくりを、株式会社横井がサポートいたします。


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